Oracle ユーザの作成
ページ 目次
- ユーザの作成
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1.ユーザの作成
DBを使用するには、セキュリティの観点やその他の理由よりSYSユーザとは別に個別のユーザを作成し作業を行います。
では早速ユーザを作成してみたいと思います。
まず管理画面を開きます。
(1)DBのHPの表示
対象のDBのホームページを開き、ログインします。
(2)管理画面の表示
「管理」のアイコンをクリックし、管理画面を表示します。
(3)データベース・ユーザーの表示
「データベース・ユーザー」をクリックし、データベース・ユーザーの管理の画面を表示します。
(4)ユーザの作成画面
「作成」ボタンを押下し、ユーザの作成画面を表示します。
(5)ユーザ情報の入力
必要な情報を入力します。
ここで設定できる項目は、以下のようになります。
ここではサンプルとしてユーザに「snowhiro」と入力しています。
ユーザ名 |
このユーザーがデータベースにログインする際に使用するユーザー名を識別します。
ユーザー名は最大30文字です。 空白や特殊文字は使用できません。 |
---|---|
パスワード |
パスワードを指定してください。
パスワードは最大30文字で、大/小文字は区別されません。 ユーザーは、ユーザー自身のパスワードを変更できます。 管理権限を持つユーザーは、他のユーザーのパスワードを変更できます。 |
パスワードの確認 | 入力したパスワードを確認するために、再度入力します。 |
パスワードの期限切れ |
パスワードが期限切れしているユーザーは、次回ログインする際にパスワードを変更するように求められます。
これは、初期パスワードをユーザーに割り当てる管理者にとって便利です。 これらのユーザーは、後で独自のパスワードを作成する必要があるためです。 |
アカウントステータス |
ロックまたはロック解除の状態にできます。
ユーザーは、ロック解除されているアカウントにのみログインできます。 |
デフォルトの表領域 | 表領域ターゲットが明示的に指定されていない場合にユーザーのデータ・オブジェクトを格納します。 |
一時表領域 | 一時記憶領域が必要な操作で使用されます。 |
ロール Connect |
ユーザーはデータベースに接続して基本データベース・アクションを実行できます。
システム権限CREATE SESSIONを含みます。 |
---|---|
ロール Resource |
ユーザーはデータベース・オブジェクトを作成できます。
システム権限CREATE CLUSTER、CREATE INDEXTYPE、CREATE OPERATOR 、CREATE PROCEDURE、CREATE SEQUENCE、CREATE TABLE、CREATE TRIGGER、CREATE TYPEを含みます。 |
ロール DBA |
ユーザーは他のすべてのユーザーのデータベース・オブジェクトにアクセスし、データベースを管理できます。
すべてのシステム権限WITH ADMIN OPTIONを含みます。 |
CREATE DATABASE LINK | データベース・リンクを作成するための権限です。 |
CREATE PUBLIC SYNONYM | パブリック・シノニムを作成するための権限です。 |
CREATE SYNONYM | シノニムを作成するための権限です。 |
CREATE TYPE | TYPEを作成するための権限です。 |
CREATE MATERIALIZED VIEW | マテリアライズド・ビューを作成するための権限です。 |
CREATE ROLE | ロールを作成するための権限です。 |
CREATE TABLE | テーブルを作成するための権限です。 |
CREATE VIEW | ビューを作成するための権限です。 |
CREATE PROCEDURE | プロシージャーを作成するための権限です。 |
CREATE SEQUENCE | シーケンスを作成するための権限です。 |
CREATE TRIGGER | トリガーを作成するための権限です。 |
(6) 情報の登録の完了
正常にユーザが作成された場合、ユーザに追加されています。
以上でユーザの作成が完了します。