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SMART deployについて

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1.SMART deployについて

今回は、SMART deployについて記載したいと思います。
この機能はSeasar2.4より取り入れられた機能で、 Seasar2を用いてWebアプリを開発する際に役にたつ機能だと思います。
キーワードはHOT deployとcool deployです。
ではHot Deployとはどんな機能なのでしょうか。

SMART deploy イメージ

今のJavaのアプリではWebアプリが多いと思います。
ですがJavaでWebアプリを作成したときにサーバにデプロイして動作を確認すると思います。
修正の内容にかかわらず、その流れは変わらないと思います。
今は各開発者のPCにTomcatが入っていてその中で、開発を続けていくと思いますが、
Javaのソースを修正したときにはTomcatの再起動が必要になります。
classファイルが少ない時なら問題ないのですが、数が増えたときに再起動に時間がかかってしまいます。

再起動に時間がかかる

→ たくさん修正して一気にデプロイする。

→ 動かなかったときに修正範囲が大きいので調査に時間がかかる。

→ 調査が終わってソースを修正する

→ 修正範囲が小さくてもデプロイが必要になる

→ 再起動に時間がかかる

といった具合に悪循環になってしまいます。
これが再起動に時間がかからず修正内容がすぐに確認できるような状況だったどうでしょうか?

確認がすぐに行えるので、書いたらすぐに確認

→ 修正範囲が狭いため調査に時間がかからない

→ すぐに修正を行う

→ 再起動に時間がかからない

→ 修正をすぐに確認する

ここまでうまくいかなくても、開発のリズムがさくさく進むのではないのではないでしょうか。
実際に動かしているflashのデモが技術評論社さんの Java Expert #01 の補足として公開されています。
Java Expert #01 補足 hotdeploy-demo
ただHOT Deployも100%完璧ではありません。
公式のHPにも以下のように記載されています。

HOT deployは、各開発者が個人のPCでテストするときに使うことを想定しています。 そのため、リクエストを複数同時に処理することはできません。複数の開発者で使うときは、HOT deployは使わないようにしてください。

Seasar2 SMARTdeploy

前置きが長くなってしまいましたが、使ってみていろいろ体感してみるのがよいのではないでしょうか。



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